【ぜったい食べたい伊豆グルメ】その2「カメノテ」

地元スーパー「あおき」で売っていたのを自宅でゆでたもの。見た目は「亀の手」そのもの!

最近、魚介類好きの間ではさほど珍しいというほどでもないという「カメノテ」。磯遊びをしていてこのカメノテやフジツボで肌をひっかいてしまい、絶叫したことがあるなんて方もいることでしょう。

みそ汁や塩ゆで、酒蒸しで食べます。「爬虫類感」たっぷりの網目状のところをめくると淡いピンク色の身が出てきますのでそれを食べます。

または亀の手に見立てた場合「爪」にあたる部分の割れ目にスプーンなどをねじ込んでも簡単に身が取れます。

こちらは貝類ではありません。なんとエビやカニと同じ「甲殻類」だそうです。爪から割った場合は「ひげ」のようなものがあるのがわかります。これが足らしいです。これは食感が悪いので食べません。

磯の香りとともに、あっさりしているのにしっかりとしたうまみ。エビのようでもあり、貝のようでもあり、おいしいです。

日本酒にもビールにも合います。スペインでも珍重されているそうで、たしかにキンキンに冷やした辛口のシェリー酒ともバッチリ合います!いまは「シン・ゴジラ」が話題ですが、「ガメラの手」もいいですよ。