「気仙沼みなとまつり」は8月6日と7日に開催

踊り、パレード、太鼓、花火、海上うんづら、そして湧き上るような熱気。気仙沼がヒートアップする「みなとまつり」は8月6日(土曜日)と7日(日曜日)に開催!

まつりのクライマックス!光り輝く宝船がお囃子を奏でながら海をゆく「海上うんづら」

東日本大震災で沿岸部が壊滅的な被害を受けた気仙沼。それでも気仙沼の夏の大イベントみなとまつりは、震災の翌年に復活。復興に向けての市民の思いが結集する夏祭りとして今年も開催されます。

気仙沼みなとまつりの特長は、華やかできらびやかな祭りでありながら、懐かしさや親しみを感じさせてくれること。ヘンに気取ったところがなく、漁業の町らしいプログラムが参加者を楽しませてくれます。

「ホヤぼーや」(左)と「よしぼう」。※このページの写真はすべて昨年2日目夜の撮影です

去年のみなとまつりには、気仙沼のアイドルおなじみ「ホヤぼーや」や「よしぼう」のねぶたも登場。着物姿の外国人のみなさんも歓声をあげて記念撮影をしていたりしました。

渡辺謙さんが気仙沼の方々とつくったカフェ「K-port」の近くから見た花火

花火の打ち上げられる間合いや港に響き渡る音は素晴らしいの一言。珍しい色や奇抜なデザインのものはほとんどなく、昔ながらの実直なものばかりなのですが、「花火を花火として楽しめる」感じがいいのです。

そしてフェリーをドレスアップした海の上のステージ「海上うんづら」の美しいこと。ねぶたのような飾り付けと、船の上で奏でられるお囃子の競演には息を呑みます。(あまりに明るいのでコントラストが強すぎて写真に上手にとれないほど)

海上うんづらは想像以上にスピードが速いので要注意!

まつりが終了した後も、熱気と余韻がしばらく埠頭を埋め尽くしたまま。係留された漁船の灯火も美しいのです。海とともに生きる気仙沼だからこそのみなとまつり。辛い思いはあっても、それでも海を愛し続ける気仙沼の人たちの夏祭り。肌で感じてほしいお祭りです。