小さなお子さんを連れての家族旅行です。復興支援のこころを胸に防災について学ぼうといったって、きっと大変だろうなと思ってしまいます。
岩沼市のホテルに積もった雪、閖上港の朝市での海鮮バーベキュー、まるで公園のような千年希望の丘でのAR体験、仙台空港での飛行機との対面、そして焼き牡蠣に焼き肉に夜の女川温泉……。
リポートを読むと楽しく旅してきたことが伝わってきます。しかし、楽しそうな旅行から帰ってからleoleoさんの息子さんが実家のみなさんに語った言葉!
それもそうです、楽しそうな家族旅行の物語に見えたって、岩沼にも閖上にも千年希望の丘にも仙台空港にも、leoleoさんが家族で訪ねた場所のそれぞれに「記憶」と「いま」があるのです。たとえば女川の焼肉屋さんにも、震災をきっかけに息子さんが店を嗣ぐことになって、廃業予定から一転して新しくできた商店街に出店することになったといった物語があるそうです。
小さなお子さんがその瞳にもしっかりと見詰めたものは何だったのか、是非leoleoさんの記事をお読み下さい。
物理的な対策はもちろんですが、地域の周りの方とのつながりや、いざというときの心構えが大事だと学んだleoleoさんのリポートです。