2016年3月9日 今日の東電プレスリリース

3月8日のタンクエリアパトロールや汚染水タンク水位計による常時監視において、漏えい等の異常がないことを確認。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年3月9日

南放水口・排水路 原発構内の高台、タンクエリアへ排水路が流入する「B排水路ふれあい交差点近傍」の分析結果

【解説】水がなく採取できない状態だったB排水路ふれあい交差点近傍で、およそ3週間ぶりとなるサンプリングと分析が実施された。前回値と過去最高値を合わせて示す。

<セシウム-134>
2月16日採取 51 Bq/L
3月08日採取 ND(6.7Bq/L)
過去最高値   110Bq/L(2014.05.01)

<セシウム-137>
2月16日採取 220 Bq/L
3月08日採取 8.0Bq/L
過去最高値   280Bq/L(2014.05.01)

<全ベータ>
2月16日採取 250 Bq/L
3月08日採取 20Bq/L
過去最高値   380Bq/L(2014.09.02)

◆H4エリア

◎日報に新規事項の記載なし

◆H6エリア

◎日報に新規事項の記載なし

1~4号機タービン建屋東側

<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年3月9日

地下貯水槽 全ベータ濃度、前回に比較してA4観測孔では半減、A10観測孔では10倍以上

3月8日採取した地下貯水槽観測孔(A1からA19)の全ベータ放射能を分析した結果、前回(3月7日採取)の分析において、最大値(870Bq/L)を確認したA4観測孔については、430Bq/Lに低下していることを確認。また、A10観測孔は、前回値24Bq/Lから270Bq/Lに上昇していることを確認したが、それ以外の観測孔については、前回値と比較して有意な変動は確認されていない。なお、地下貯水槽観測孔の東側(海側)に位置する海側観測孔から採取・分析した全ベータ放射能には、有意な変動は確認されていない。引き続き、地下貯水槽観測孔について監視を強化。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年3月9日

1~3号機放水路

<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年3月9日

K排水路 セシウム、全ベータともに上昇。東京電力は降雨による表層土の流入のため上昇と説明

今回の分析結果については、前回(3月7日採取)の分析結果より上昇しているが、降雨による一時的な上昇であると推定。引き続き、監視を継続していく。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年3月9日

関連データ(東京電力以外のサイト)