2014年1月3日 今日の東電プレスリリース*

1月3日(金曜日)に公開された「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」をもとに事故原発がおかれている状況を考えます。

*2015年末に作成。2014年作成の他のページとは若干フォームが異なります。

「日報」に登場する主な施設(Google Mapに加筆)

※ 情報を追加して更新します

1~2号機

◆1号機
・復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中
 ・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
 ・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
 ・使用済燃料プール循環冷却系運転中

◆2号機(平成24年4月19日廃止)
 ・復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中
 ・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
 ・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
 ・使用済燃料プール循環冷却系運転中
 ・2号機タービン建屋→3号機タービン建屋へ高濃度滞留水を移送中(平成25年12月31日午前9時34分~)

3号機 1月3日午前7時42分頃には、湯気は確認されず

※平成26年1月2日午前7時44分頃、3号機原子炉建屋5階中央部近傍より、湯気が発生していることをカメラにて確認。同日午前7時52分時点のプラント状況、モニタリングポストの指示値等に異常は確認されていない(午前7時40分時点の気象データは、気温3.9℃、湿度91.2%)。(既出)

その後、1月3日午前7時42分頃には、湯気が確認されなくなった。なお、同日午前7時49分時点におけるプラント状況、モニタリングポスト指示値等に異常は確認されていない(午前7時40分時点の気象データは、気温1.4℃、湿度67.7%)。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成26年1月3日

その他の項目に新規事項の記載なし

 ・復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中
 ・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
 ・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
 ・使用済燃料プール循環冷却系運転中
 ・3号機タービン建屋→集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へ高濃度滞留水を移送中(平成25年12月17日午後4時~)

4~6号機

◎日報に新規事項の記載なし

◆4号機
 ・原子炉内に燃料なし(使用済燃料プールに保管中)
 ・使用済燃料プールから共用プールへ燃料移動中
 ・使用済燃料プール循環冷却系運転中

◆5号機
 ・冷温停止中
 ・使用済燃料プール冷却浄化系運転中

◆6号機
 ・冷温停止中(燃料は全て使用済燃料プールに保管中)
 ・使用済燃料プール冷却浄化系運転中

共用プール・水処理設備および貯蔵設備

H4エリアタンク

 平成26年1月2日のパトロールにおいて、新たな高線量当量率箇所(β+γ線(70μm線量当量率))は確認されていない。また、堰床部に雨水が溜まった箇所については、雨水による遮へい効果により引き続き線量当量率は低い状態となっている。また、目視点検によりタンク全数に漏えい等がないこと(漏えい確認ができない堰内溜まり水内を除く)、汚染水タンク水位計による常時監視(警報監視)においても異常がないことを確認。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成26年1月3日

<最新のサンプリング実績>
 前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成26年1月3日

1~4号機タービン建屋東側

<最新のサンプリング実績>
 前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成26年1月3日

地下貯水槽

<最新のサンプリング実績>
 前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成26年1月3日

関連データ(東京電力以外のサイト)