2015年10月22日 今日の東電プレスリリース

福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果|東京電力 平成27年10月21日(部分)

それぞれの過去最高地は以下のとおり。
セシウム-134:920Bq/L(2014.11.13)
セシウム-137:3,000Bq/L(2014.11.13)
全ベータ :3,200,000Bq/L(2014.11.13)

【注目点】前日データが発表された「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」についての発表。過去最高値ではなかったものの、高い濃度を示した1,2号機改修ウェル汲み上げ水のデータ上昇の原因が、「汲み上げ方法」と「試料採取方法」を変更したためと主張している。

セシウム、全ベータとも、微粒子が沈殿した状態で上澄みだけをサンプルとして採取すると、低めの分析データが得られると考えられる。K排水路の分析結果に関しては、表層土の流入で濃度が上昇したという説明もあった。どのような変更が行われたのか、その内容が公開されなければ、何も言っていないに等しいのではないか。

地下貯水槽

<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年10月22日

1~3号機放水路

◎日報に新規事項の記載なし

K排水路

<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年10月22日

関連データ(東京電力以外のサイト)