加重平均サンプルは、排水前に採取した試料を、各回の排水量に比例した割合で混合した試料のこと。
H4,H6エリアタンク周辺観測孔(周辺排水路含む)の状況、タンクパトロール結果
◆最新のパトロール
10月5日のタンクエリアパトロールや汚染水タンク水位計による常時監視において、漏えい等の異常がないことを確認。
◆H4エリア
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
H4エリア周辺地下水【E-1】全ベータ濃度(単位:Bq/L)
採取日 9/28 9/29 9/30 10/1 10/2 10/3 10/4
E-1 28,000 35,000 39,000 50,000 46,000 51,000 42,000
浪江雨量(mm) 0.0 0.0 0.0 2.0 1.0 0.0 0.0
◆H6エリア
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
H6エリア周辺地下水【G-1】トリチウム濃度(単位:Bq/L)
採取日 9/28 9/29 9/30 10/1 10/2 10/3 10/4
G-1 2,700 2,000 1,300 2,300 1,300 2,100 1,500
浪江雨量(mm) 0.0 0.0 0.0 2.0 1.0 0.0 0.0
H6エリア周辺地下水【G-2】トリチウム濃度(単位:Bq/L)
採取日 9/28 9/29 9/30 10/1 10/2 10/3 10/4
G-2 16,000 12,000 3,300 4,900 4,000 1,300 800
浪江雨量(mm) 0.0 0.0 0.0 2.0 1.0 0.0 0.0
1~4号機タービン建屋東側 地下水観測孔3-4のトリチウム、地下水観測孔2-8の全ベータが過去最高値
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
<過去最高値>地下水観測孔3-4
トリチウム(H3):1,700Bq/L(2015.09.30)
これまでの最高値:1,400Bq/L(2015.09.23)
<過去最高値>地下水観測孔2-8
全ベータ:9,100Bq/L(2015.10.05)
これまでの最高値:8,600Bq/L(2015.09.30)
サブドレン・地下水ドレン 一時貯水タンクDからの排水を実施。排出量は451トン
※サブドレン他水処理施設について、一時貯水タンクDの当社および第三者機関による分析結果[採取日9月25日]については同等の値であり、運用目標値を満足していたことから、(既出)
10月6日午前10時1分に海洋への排水を開始。その後、午後1時7分、海洋への排水を停止。排水量は451m3。
地下貯水槽
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
1~3号機放水路
新規事項なし
K排水路の状況
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
【福島第一原発から約10kmに位置する気象庁のアメダス「浪江」の気象データ】
10月6日の降水量合計は0.0mm 気温は最高 20.9℃、最低 7.6℃ 日照時間 4.7
最大風速 3.5 北北東 最大瞬間風速 7.1 北北東
10月5日の降水量合計は0.0mm 気温は最高 20.6℃、最低 7.8℃ 日照時間 6.4
最大風速 3.3 東南東 最大瞬間風速 6.5 東南東
10月4日の降水量合計は0.0mm 気温は最高 21.0℃、最低 10.4℃ 日照時間 7.8
最大風速 3.3 東南東 最大瞬間風速 6.5 東南東
●最大風速とは10分間の風速の平均値である平均風速のうち、その日最大のもの。瞬間最大風速は、文字通り瞬間ごとの風速の最大値。
●●10分間の平均風速が10メートルを超える場合には、クレーン作業など屋内作業を停止しなければならない場合がある。