【国内旅行記3】春の名古屋 江戸・明治・大正時代へタイムスリップ【2】

前回は有松→熱田→大須観音の順で名古屋の歴史スポットを散策。続いて2日目は丸の内→白壁→覚王山の順でまちめぐりをしました。

天気は途中に日差しが出ましたがおおむね曇。
名古屋城から始まり、さまざまな時代の名所を回ることが出来ました。

天守閣から名古屋の街を一望できました。
晴れていたら、もっと良い眺めがと思うと少し残念でした。

天守閣の入り口付近に一部石垣が残っています。
その先の通路の壁や天井はコンクリートで現代風なのに、ここの壁だけは石垣でできています。

本丸御殿です。一度は焼失された御殿ですが、障壁画は取り外しができたため保管ができたそうですね。復元された建物の中には鮮やかな金色の壁画が建物の豪華さを物語っています。
さすがに選ばれた者だけが住むことが出来る御殿だけあってとても上品な造りをしています。

建物の中はフラッシュをたかなければカメラでの撮影が可能です。
第一弾目として公開された範囲のみ見学できます。
現在は玄関、表書院とほんの一部ですが、今後の完全復元が楽しみです。

表書院の上段之間です。ここは表書院の中でも特に重要な部屋。
天井は他の部屋よりも高めです。

正面から見た写真。松の絵が印象的です。

時期的に厳しいと思いましたが、かろうじて桜が咲いていました。

名古屋駅から歩いていける場所にある四間道(しけみち)。

それほど長くはない道ですが、白と黒で統一
された民家が並びます。
江戸時代の初期、商人のまちとして栄えました。

名古屋城方面に引き返して、市役所の近くに
ある名古屋市 市政資料館。
もともとは裁判所として使われていました。

今は数々の作品のロケ地になっているようです。

舞台のセットのような中央階段室。各階の部屋には裁判所当時の資料などがあります。

ステンドグラスも見どころです。

名古屋市市政資料館から少し歩くと白壁エリアに入ります。

文化のみち橦木館。

文化のみち二葉館。

日泰寺です。地下鉄・覚王山駅から参道を10分ほど歩くとお寺が見えます。
ここは日本で唯一、どこの宗派にも属していないお寺ということもあり、中に入ってみると少し異なる雰囲気を感じることができます。

五重塔と奥にあるのが本堂です。

タイの国王から贈られた釈迦の遺骨を保管するために建てたお寺。
ということで、ゾウの石像もあるんだぞう。

日泰寺から徒歩数分で行ける揚輝荘。
松坂屋の初代社長の別荘です。
北庭と南庭に分かれています。敷地の広さだけでもびっくり。

北庭の中央にある庭園です。

北庭の池にかかる橋。
池には魚も泳いでいます。

お庭の中に鳥居もあります。

メインの聴松閣(ちょうしょうかく)。
地上三階でさまざまな様式を取り入れた館です。