奇跡のサンドウィッチ[いわき・ジュネス]

いわき市にとんでもないサンドウィッチが名物の喫茶店があると聞いて、連れて行ってもらってきました。いわき市小島町の「ジュネス」さん。

お店の駐車場に到着してあたりを見回しても、どこがお店か分からないんです。だって看板もなく、窓ガラスにカッティングシートで「ジュネス」と張り出されているだけ。

看板なんかいらない訳です。だって、このサンドウィッチこそが看板だから。

スクランブルエッグの玉子サンドは、具がパンの厚さの倍以上あります。カツサンドも同様。とにかく、とにかく、この写真そのものが驚異的でしょ。

そしてもちろん、お味の方もすばらしいんです。玉子サンドのたまごはふんわりほんわりのスクランブルエッグ(というかオムレツというべきか)。カツサンドはカツサンドで、トンカツはジューシーなほどに柔らかで、なのに衣はサクサク。さらにこの厚みです。厚さの足りないところを小さなカツで補っているあたりに、お店のポリシーが感じられますよね!

東京の表参道にも有名なカツサンドを出しているお店がありますが、完全にジュネスの勝ち。(別に勝負する必要もないのでしょうが)

今回は店内でいただきましたが、食べている間にいったい何組のお客さんが来たんだろうかというほど、ひっきりなし状態でお客さんが来店。そしてサンドイッチをテイクアウトしていきます。この繁盛ぶり、少しばかり呆気にとられるほど。ファストフードとかファミレスとかコーヒーショップとかに押されて、喫茶店という言葉そのものが一時は死語の一歩手前という印象すらありましたが、いわきでは違うんです。

まじめに商売していればお客さんはたくさん来てくれる。なんだか、未来の日本のビジネスモデル、っていうか、本来の当たり前の商売の大切さを教えてくれるような、そんなジュネスでもあるのです。

いえいえ、そんな堅っ苦しいこと抜きに、とにかく見た目にビックリして、食べて大感動のサンドウィッチ、ぜひいわき市に来て経験してみて♪

サンドイッチは、たまご、ツナ、ハム、やさい、カツの5種類。値段は550円から。カツサンドでも800円です。カツと玉子、玉子とツナといった組み合わせにも応じてもらえますよ!

ジュネス

驚きの喫茶店「ジュネス」入り口・駐車場は北側です。

◆お店紹介◆
ジュネス
福島県いわき市小島町2-9-20
0246-27-0374
朝8時から営業とのことです!
テイクアウトもいいけれど、昔ながらの喫茶店の雰囲気を楽しめる店内もおすすめ♪