ドラマ「ごめんね青春!」に出てきたかどうかは分からないけど、三島の学園通りは今イチョウの若葉が盛りです。
画像は悪いですけれど、風に枝が煽られたりすると、地球全体が動いているような気がするほど、大地と仲のよいイチョウの若葉です。
この通りは、ドラマの舞台になった三島北高校だけじゃなく、市立中学や県立高、日大三島高校や中学などなどたくさんの学校が集中していて、三島市では学園通りと呼ばれています。(秋になると別の意味でけっこう難儀な通りなんだけどね)
ほら、歩いてるとこんな感じ。イチョウの若葉の頃は、歩き慣れない生徒たちがいっぱいで、それはそれで可愛らしかったりするのです。
ですがこのエリアはずっと昔から学校がたくさんあった訳ではなくて、第二次大戦までの間には、陸軍の施設がいろいろとあった場所らしい。沼津の海軍、三島の陸軍という言葉があったくらい、三島市には旧帝国陸軍関連の施設の跡地が点在しています。
この小さな建物なんて、まるで天空の城ラピュタにでも出てきそうな歩哨が詰め所として使っていたポストみたいでしょ。
学園町として整備しなおすにあたって、この遺跡を残したところに、当時の人たちの深い思いがあると感じてしまうのは考え過ぎ?
いやいや、不思議に思う事なく毎日この道を歩き過ぎていく生徒たちに、この場所の意味を知ってほしいと思うのでありました。
イチョウの通りで子供たちにぶつかりそうになったら言ってみようかな。
「せんそうはんたい」って。