1~4号機サブドレン観測井
新たに1~4号機建屋周辺に設置された観測井について新規事項なし。従来のサブドレンからの再取水のデータは公開されているが、ヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137のデータのみで、全ベータ、トリチウム(H-3)、ストロンチウム-90のデータは公表されていない。
※「福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果」のページでの該当するデータ公開も行われていない。
地下貯水槽
<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
1号機放水路 ~極めて高濃度の汚染を示す1号機放水路立坑の測定結果(4月22日採取分)
<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
◆採取日 (4月15日)→ (4月17日)→(4月20日・欠測)→最新(4月22日)
<1号機放水路立坑水(上流側)>
セシウム134:7,600 Bq/L → 10,000 Bq/L → (欠測)→ 15,000 Bq/L
セシウム137:27,000 Bq/L → 36,000 Bq/L →(欠測)→ 54,000 Bq/L
全ベータ: 37,000 Bq/L → 45,000 Bq/L →(欠測)→ 66,000 Bq/L
トリチウム: 210Bq/L → 180Bq/L →(欠測) → 360 Bq/L
<1号機放水路立坑水(下流側)>
セシウム134:1,400 Bq/L → 1,400 Bq/L →(欠測)→ 1,100 Bq/L
セシウム137:4,900 Bq/L → 5,000 Bq/L →(欠測)→ 4.200 Bq/L
全ベータ: 7,500 Bq/L → 8,100 Bq/L →(欠測)→ 6,500 Bq/L
トリチウム: 1,100 Bq/L → 1,200 Bq/L →(欠測)→ 1,400 Bq/L
関連データ(東京電力以外のサイト)
以上、「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」平成27年4月24日分の変更箇所を中心にピックアップしました。
4月23日分の分析データでは、地下貯水槽ドレン孔水での最高値は「iの北東側」で110Bq/L。地下貯水槽漏洩検知孔水では「iの北東側」で78,000Bq/L。「iiの北東側」は4,600Bq/L。「iiiの北東側」で2,200Bq/L。「iiiの南西側」で4,300Bq/L(3月27日採取分の4,200Bq/Lから上昇を続けていたが13日分の12,000Bq/Lから減少傾向)。(ともに全ベータの値)