【海外旅行記5】ブルージュ 見ていると、すご~く痛い絵画

ブリュッセルから電車で1時間ほどの場所にある古都ブルージュ。
ここは運河がめぐりとっても美しい街ですが、それだけじゃありません!!

フランドル絵画の素晴らしい作品の残る美術館があるんですよ!

■メムリンク美術館

その名の通り、ハンス・メムリンクの作品が展示されています。
ひんやりとした空気が漂い、美術館というよりは小さな教会のような感じがしました。

実はここ、もともと美術館として建てられたわけではなく、病院として使われていた中世の建物の一部を美術館として使っているんです。
だから、ちょっと他の美術館では味わうことができないような空間だったんですね。

ここにはベルギーの七大秘宝のひとつ「聖女ウルスラの聖遺物箱」があります。緻密な描写と綺麗な装飾は時間を忘れて見入ってしまいますよ☆
規模は大きくないものの、メムリンクの繊細な絵画がとても良かったです。

■グルーニング美術館
「神の手」とも呼ばれたファン・アイクの作品が展示されている美術館です。美術館は個人宅の様で、私が訪れた際は、人も少なく落ち着いてみることができました。


メインの作品となるファン・アイクの「ファン・デル・バールの聖母子」は細部まで丁寧に描かれており、これほどまでに緻密な絵を人が描けることがちょっと信じられませんでした。
画集ではなくぜひ現地で見てほしい作品ですね。

そうそう、ここの美術館では、もう一つ衝撃的な作品がありました。
人の皮を剥ぐという残虐な場面を描いた一枚「カンビュセスの審判」です。
もう、見ているだけで痛い。。。。
絵画では残虐な場面の描写も良く出てきますが(聖女ウルスラの聖遺物箱も残虐な内容でした。)、これは体がむずむずするくらい痛かった。
興味のある方は、ぜひ見てみてくださいね。

ふらふら歩いていたら気になる建物が!

階段を登ると。。。

礼拝堂が!!
キリストが流した聖血が奉られる聖血礼拝堂とのこと。