島旅がもっと熱くなる!夏の離島のおもしろ祭りまとめ その1

いよいよ夏本番!

夏休みはどこ行こうか~、なんて考えている人も多いはず。
全国の観光地も混みあいそうですね!

そんな旅行の楽しみを更に盛り上げてくれる存在が、地域のお祭りです!
特に全国の離島では、夏から秋にかけて島のお祭りもかなり賑わいます!
そして離島のお祭りは、島々の文化が凝縮されているからオモシロイ!

ここでは、個人的にオススメする「離島のおもしろ祭り」を紹介したいと思います!

日本一の味覚 天売ウニまつり(北海道・天売島)

■日時:2013年07月27日(土)、28日(日)
■場所:北海道苫前郡羽幌町 天売島(てうりとう)

「日本一の味覚」とまで言われる、北海道・天売島のウニ!!目視でも確認できるほど、天売島の海の底はウニの宝庫です!日本海に浮かぶ小さな島が、このお祭りの間はウニ!ウニ!ウニ!の、ウニづくしで盛り上がります。

この天売のウニがとにかく旨い!実際に食べたことがあるのですが、味が濃く、舌の上でじわっととろけます。しかも、ほのかに甘い!さらに、この島では「炭火で焼いて食べる」のも特徴。これまた熱を通すと、香ばしい味わいに化けてくれます。

なべつる祭(北海道・奥尻島)

■日時:2013年08月31日(土)
■場所:北海道奥尻郡奥尻町 奥尻島(おくしりとう)

奥尻島には三大祭として、故人の法要や供養のための「賽の河原祭」、航海の安全と大漁を祈願した「室津祭」、そして奥尻の夏のフィナーレをかざる「なべつる祭」があります。

この「なべつる祭」は三大祭の中でももっとも盛大に行われるそうで、歌謡ショーやアトラクションで島は大いに盛り上がるとのこと。尻相撲、浴衣姿コンテスト、大綱引きなど、毎年凝った内容が魅力。特にフィナーレを飾る恒例の「しりふり音頭」が人気だそう。見てみたいです……!

牛祭り(東京都・青ヶ島)

■日時:2013年08月10日(土)
■場所:東京都青ヶ島村 青ヶ島(あおがしま)

近ごろ、テレビや雑誌でよく見かける絶海の孤島・青ヶ島。日本一人口の少ない自治体としても有名で、船の就航率が低いことでも知られています。東京都内に属していながら簡単に行くことが出来ない島ゆえ、離島ファンの憧れの地とも言えるでしょう!

そんな魅惑の島で、年に一度盛大に行われるお祭りがこの「牛祭り」。島の特産である牛に感謝しましょうという趣旨のもと、この日ばかりは多くの人で賑わうそうです。内地で食べる機会がありましたが、青ヶ島の牛は臭みが無くて肉汁豊富。ほんっっっとーにウマイ!現地でも食べてみたいデス……。

サマーフェスティバル 盆踊り(東京都・父島)

■日時:2013年08月10~12日(金、土、日)
■場所:東京都小笠原村 父島(ちちじま)

世界自然遺産に登録されたばかりの小笠原諸島。世界自然遺産効果か、近ごろは年中船が混んでいると聞きますが、そんな小笠原において、圧倒的人気を誇るのがこの8月の「サマーフェスティバル 盆踊り」!

単なる盆踊りと侮ることなかれ。キレキレで全力な盆踊りが繰り広げられます。声を上げて、飛んで、跳ねてが小笠原流。このイベントに参加出来れば小笠原ツウと言っても過言ではありません。

毎年コアなリピーターによる宿の争奪戦が繰り広げられ、宿の部屋が早々に満室になるほどの人気ぶり。2~3か月前から自身の休日と予約のチェックを入念にしておく必要があるでしょう。

天王祭(三重県・渡鹿野島)

■日時:2013年07月20(土)
■場所:三重県志摩市 渡鹿野島(わたかのじま)

伊勢志摩きらり千選より引用

www.kirari1000.com

古くは風待ちの港(荒天時における船の退避場所)として栄えた歴史を持つ渡鹿野島。しだいに船乗りの男衆を相手にした遊女(把針兼)も集まるようになり、遊郭が形成された歴史を持ちます。現在もその名残があり、旅館側も男性客向けにコンパニオンの付く宴会を用意をするなどしています。

そんな妖艶な雰囲気のただよう渡鹿野島において、年に一度行われるのが「天王祭」。素戔嗚尊(すさのおのみこと)を牛頭(こず)天王にあてて災厄(さいやく)を免れるために行われたとされています。特筆すべきは大きな花火と豪快な練り合い!その荘厳さときたら圧巻の一言です。魅惑の島・渡鹿野島のもう一つの顔が見られるはず。

また、この天王祭は7年に1度の頻度でさらに大規模な「大祭」が行われます。
(次回は2014年)

まとめ

いかがでしょうか?

主に東日本のお祭りについて紹介してみました。
どれも、島の事情や独自の文化がからむことで、濃い特色で溢れています。

こうしたお祭りに参加すると、改めて「島は文化が違うな~」と感じて面白いはず!



それでは、vol.2に続きます。