ホストクラブとは男性従業員が女性客の隣に座って接待をする飲食店。主役はあくまでもお客様である女性です。ホストは女性を良い気分にさせて喜ばせるのがお仕事です。「イケメン!色恋トーク!枕営業!自分の持つ武器を駆使して女性を満足させてみろ!」という成果主義の特殊な世界。そんなファンタジーワールドに迷い込んだ僕のホスト体験記を告白します。
芸能プロダクションの女社長は金払いが悪い
ホストクラブは異種格闘技戦というか・・・ゲイの人が来たり、億万長者の旦那を持つ主婦が来たり、日常では出会えないような強者に遭遇します。その中でも特に強いな~と思ったのが『自称・芸能プロダクション社長』という30代の女性客でした。この女社長さんは金払いの悪さが尋常ではなく、毎週のように飲み来ては支払いは全てツケ・・・金を払っている姿を見たことがありません。
さらに性質の悪いことに、酔っぱらうと店内に飾ってある高い酒を片っ端から開けようとする酒乱でした。ハイヒールの形をした『シンデレラ』という1本4万円するボトルを無断で開けようとする豪傑です。優しいことで有名なアキトさんが「やめてください!!」と本気で怒るのを見たのは初めてでした。
出会い系で知り合った自衛官をパクリと食べる!
社長さんは来店する度にいつも違う男を連れてきました。若い男が好みらしく、ゴールデンウィークで沖縄から東京に遊びに来ていた自衛隊員を出会い系サイトで逆ナンパし、朝まで飲み屋を散々ハシゴした上に最後はホストクラブで飲み直すという豪快な人でした。
そしてとにかくエロい!連れの男性とベロチューするのは勿論のこと、相手の股間をまさぐったり、胸に男の手を押し当てるなど、なんとも羨ましい逆セクハラが公然と行われるのです!社長は綾瀬はるか似の美女で、さらに超巨乳で健康な男子なら飛びつきたくなるようなフェロモンの持ち主でした。
チ〇コが好きな女社長!ホストクラブは風俗店と化す!
男好き=チン〇好き!なのかは分かりません。でも、社長さんは無類のチ〇コ好きでした。僕はB’zの歌マネをして場内を盛り上げる芸を得意としていましたが、歌ってる最中に必ずパンツをずり降ろされます。僕自身、チン〇を見せるチン芸には抵抗がないのでバンバン租チンを見せていきました。
女社長:「キャー!イナバくんのおちんちんおっき~~い!!」
とか黄色い声援を飛ばされると、こっちも調子に乗って歌いながら一物をシゴきあげ、限界まで反り立たせます。
ヒロヤ:「イナバのは包茎だから俺が責任を持ってむきます!」
幹部ホストのヒロヤさんにトングで一物をはさまれ、無理矢理皮をむかれてしまいます。これがメチャクチャ痛くてマイクを落とすほどの激痛なのですが、社長のリクエストに応えるために我慢します。
女社長:「へえ~、イナバくんのってこんな風になってるんだ~」
下からじっくりと男性器を観察される気分は奇妙です。既にホストクラブの域を越え、風俗店のようなサービスをしています。目と鼻の先にぶらさがる租チンを前に、この女性はどんな気持ちなのでしょうか?
真昼のホテル街に消え去っていく女社長
朝方に来店して昼過ぎまで飲み明かし、若手の自衛官と散々イチャコラした上に酒代を踏み倒して帰る女社長。ホスト達は出口まで見送ると、全員で深々と頭を下げます。
ホスト一同:「ありがとうございました~~!!」
女社長:「じゃね~また来るね~~♪」
筋肉ムキムキの自衛官と肩を組み、上機嫌で店を去っていく女社長。
ヒロヤ:「厄日だよ~今日は厄日だよ~^^」
苦笑いを浮かべて幹部ホストのヒロヤさんが店内に戻っていきます。
イナバ:「社長さん、あのままホテルで一発やるんですか?」
ヒロヤ:「そうだよ!俺達はその踏み台なんだよ!」
これもホストの仕事の内。。。いやいや、これってボランティアでしょ!?