じんわり写真館 その21・冷静と情熱のあいだ

そんなに拒絶されちゃうと

今回もいわゆる「トマソン」の中の「埋め込み」というパターンです。

しゃれた外観から察するに、かつてこちらにあった入口ドアもそれなりにおしゃれだったのではないでしょうか。往時のにぎわいが目に浮かぶようです。

が、わたしの経験上もっとも高さがあり、気合の入った埋め込みです。色を合わせ、味のある凸凹加工をしてまで埋めたかった過去。私などが口を出す筋合いではありません。物語は辻仁成と江国香織にでも考えてもらいましょう。その本は買わないけど。