天然マダイと養殖マダイは「ハナ」で見分ける

居酒屋の看板の写真の鯛は「天然物」

天然マダイと養殖マダイを見分ける方法

桜の花の咲く頃。マダイが一番おいしくなる季節です。この時期の雌はとくに「桜鯛」とも呼ばれます。産卵期を前にして、身もおいしいし、真子も大きいから格別です。

市場に出回るものの大半が養殖物ですが、地方漁港の末端まで流通が整備されたおかげで、刺し網などで獲られた天然マダイがスーパーに並ぶこともあります。

でも、ラベルに「天然」と書かれていても、値段と見くらべて「ホントに?」なんて疑いたくなることもありますよね。

ジャジャーン!そこで、お魚に詳しくなくても養殖マダイか天然マダイかを見分ける方法をお教えしましょう。

それは、マダイの鼻の穴の数。

天然モノのマダイの鼻の穴は片側だけで2つあります。魚は人間みたいに鼻と口がつながってないので、鼻の穴はもっぱら臭いを嗅ぐための器官。前の穴から後ろの穴に水が抜けていく通路で臭いを感知するんですね。

ところが、養殖マダイの多くは2つの穴がつながって、1つの溝のように見えます。鼻の穴が1つしかなければ養殖モノと判断して間違いありません。ただし、養殖モノの中にも鼻の穴が2つあるものもいるので、穴2つイコール天然モノとは言えません。

こちらは養殖マダイ

天然モノは身が締まっていて、刺身にするとコリコリ。養殖モノは少し脂が乗った感じなんて言われますが、最近では養殖モノの品質も高まっているようです。

天然モノにこだわるも良し、こだわらないもそれはそれでまた良し。桜の花が美しいこの季節、ぜひ美味しいマダイも楽しんでください。