おシゴト雑記帳

シゴトで出会った面白い人たち、思ったことなどをつれづれっと書きためていきます。 

◆会社名・部署名がカッコいい。

10年以上前、いろんな会社に出入りし、さらにそれぞれの会社の取引先企業に関する書類を目を通すような仕事をしていました。その頃から単純にいろんな会社の「社名がカッコよくなってきたなあ」と思っていました。「アドバンストソリューション」とか「ディベロップメント」、「インベストメント」なんて英語を使った社名が増えてきて、意味はよくわからないけどカッコいいなあ、と思っていました。

「部署名」はどうでしょう。日本語だったら部署名を聞いただけで、ある程度は業務内容がわかります。ある工場には「技術部」という部署があって、外から電話がかかってきた時は機械の音で内線呼び出し音が聞こえないので、工場中に響き渡る場内放送で呼び出します。

「技術の山田さん、技術の山田さん、内線12番にお電話です」

この「技術の山田」というのが「バントの川相」とか「鉄棒の森末」みたいで(例えが古くてスミマセン)かなりカッコいいのです。

ということは最近増えてきた「英語の部署名」だともっとカッコよくなるでしょうか。「マーケティング部」ぐらいは序の口として「システムコンサルティング事業部」「クリエイティブディレクション局」などなど、長くて耳慣れないほどカッコいい気がします。

「お電話ありがとうございます。ヒューマンコミュニケーションシステムコンサルティングインベスティゲイション・ブロードバンドコンテンツ事業部の剣崎です」

もっと長くなってしまうと、会社名だけでなく部署名や担当者の名字まで名乗る会社なんかの場合、電話に出るのも大変そうですね。部署名がカッコいいのに加えて名字までカッコ良かったりすると「どんなにカッコいい人なんだろう」と想像されちゃって、これもいいんだか悪いんだか(笑)。

◆コピペに慣れちゃって。。。

パソコンを使うようになってから、「字を書く」という作業がすごく面倒くさくなってきました。例えば宅配便を複数送るとき、その伝票を一枚一枚書くなどは結構な労力です。お互いの住所が「○○郡」でマンション名まである場合なんかは握力がなくなるほどです。

パソコンのように、自分の住所を書いた紙をひとさし指でなぞって、心の中で「コピー」とつぶやき、出かけた先で書類に人差し指をあてて「ペースト」と念じただけで住所が転写されないものか、といつも思います。ひどい時には「あれ?できるんじゃなかったっけ?」と勘違いします。