さくらを植える。花は咲く hometown_of 2017.03.30 10 2,404 0 いわき市久之浜の河津桜が見事に咲いた。諏訪神社境内の桜は3月18日にはすでに満開。同じ頃、川沿いや高台の桜にはまだ固いツボミのものもあったから、ちょうど今頃、久之浜は花盛りかも。 久之浜に桜を植える活動を行っているのは、静岡県三島市と富士市の有志による「Team
人それぞれの「復興支援」 pamapama 2013.03.11 7 3,517 1 東北地方を巨大な地震と津波が襲ったあの日から、今日でまる2年が経ちました。 大学の同級生が石巻市に単身赴任しています。震災の翌日から何度か電話をしてみましたが、全然つながりませんでした。そうなるとなんだか電話をするのが怖くなってしまい、一方的に「大丈夫だよな
放射能に負けないコメ作り 第2回 iRyota25 2012.12.11 5 2,703 0 福島県いわき市大久町小久。福島第一原子力発電所から直線距離で30kmを少し越えるこの地域には、原発事故の直後からコメ作りの再生に取り組んできた人たちがいる。距離が近いにも関わらず空間線量は比較的低い。しかし農地にホットスポットがあるのは事実。原発事故の実害と風
久之浜「浜の夏祭り」8月11日開催! yumenoshippo01 2016.07.25 5 2,776 0 震災の年の夏、変わり果てた久之浜の町なかで打ち上げ花火が復活してから5年。形を変えながらも毎年続けられてきたお祭りが今年も開催されます。 久之浜・大久地区「浜の夏祭り」実行委員会代表の吉田さんに話を聞きました。 「今年の夏祭りは久之浜の漁港でやることになった
放射能に負けないコメ作り 第3回 iRyota25 2012.12.12 5 2,378 0 福島県いわき市大久町小久。福島第一原子力発電所から直線距離で30kmを少し越えるこの地域には、原発事故の直後からコメ作りの再生に取り組んできた人たちがいる。距離が近いにも関わらず空間線量は比較的低い。しかし農地にホットスポットがあるのは事実。原発事故の実害と風
6年を経て、ようやく動き始めた町 hometown_of 2017.03.30 5 1,572 0 ほんの数カ月の間に町の姿は一変する。とくに被災地では。 いわき市久之浜を訪れたのはほぼ3カ月ぶりなのに、まるで別世界に思えるほど景色は変わっていた。旧浜街道沿いにお店や民家が建ち並んでいたのは、震災前の景色として見せてもらった写真の中にある記憶。実体験をとお
【東北の風の道】(第5号)2016年を振り返る「あの道のいま」 iRyota25 2016.12.23 5 3,500 0 しばらく休止状態だった「東北の風の道」を再開します。これから年内にお届けするページのテーマは「2016年の振り返り」。その最初の1本は、福島県の沿岸部を南北に結ぶあの道、国道6号線沿線を巡る旅です。 変わったこと、あの日のままのこと 詩人の黒田三郎は「道」という詩
奇跡の神社からのメッセージ「あなた様へ」 iRyota25 2016.11.25 5 1,992 0 いわき市久之浜の景色は、数カ月前から一変していた。町には縦横に走る真新しい道路が整備され、あちこちで住宅の新築工事も進められている。 海からほんの数メートルの所に立つ稲荷神社の周りにも、ぴかぴかの舗装道路が完成していた。 しばらく工事中でなかなか近づくことが
放射能に負けないコメ作り 第4回 iRyota25 2012.12.13 5 2,291 0 福島県いわき市大久町小久。福島第一原子力発電所から直線距離で30kmを少し越えるこの地域には、原発事故の直後からコメ作りの再生に取り組んできた人たちがいる。距離が近いにも関わらず空間線量は比較的低い。しかし農地にホットスポットがあるのは事実。原発事故の実害と風
新しく生まれかわったJR新地駅 iRyota25 2017.02.03 4 2,971 0 国道6号線を左折すると、そこにはこれから新しい町が造られていくことになる広々とした土地と、青い空が広がっていた。6年前の震災の頃とおそらくそれほど変わってはいないだろう国道沿いの風景とはまったく違った別世界だった。 新しい造成地の真ん中を走る道の先に福島県新
年末の飯舘村の空気感 iRyota25 2017.02.02 4 1,651 0 いつまでこんな写真を撮っていなければならないんだろう。 福島県飯舘村の役場前に設置された線量計を撮影していたら、そんな声が聞こえてきた。声がしたのは外からではなく、自分の内側から。何しろ周りには人影ひとつないのだから。 村役場にて 村役場の隣には村民の交流の
放射能に負けないコメ作り 第1回 iRyota25 2012.12.10 4 10,664 0 福島県いわき市大久町小久。福島第一原子力発電所から直線距離で30kmを少し越えるこの地域には、原発事故の直後からコメ作りの再生に取り組んできた人たちがいる。距離が近いにも関わらず空間線量は比較的低い。しかし農地にホットスポットがあるのは事実。原発事故の実害と風
放射能に負けないコメ作り 第5回 iRyota25 2012.12.14 4 2,654 0 福島県いわき市北東部。福島第一原子力発電所から直線距離で30kmを少し越えるこの地域には、原発事故の直後からコメ作りの再生に取り組んできた人たちがいる。距離が近いにも関わらず空間線量は比較的低い。しかし農地にホットスポットがあるのは事実。原発事故の実害と風評被
福島のお米ゲット!! lingmu 2015.03.23 4 1,499 0 私が以前東京に住んでいた時、自宅からスーパーに行くまでの途中に、1件のお米屋さんがありました。もちろんスーパーでもお米は買えましたが、私はわざわざそのお米屋さんで玄米を精米してもらって買っていました。なぜなら、つきたて(精米したて)のお米が一番おいしいから
2016年初冬、紅葉の意味 iRyota25 2016.11.25 4 1,910 0 この季節になって、以前所属していた会社の社長が、「うん、紅葉いいね」と言った言葉を時々思い出す。2012年の11月、被災した東北の状況を取材しに行くときのことだ。 それは震災の翌年の秋だった。彼が言った「いいね」とは、人々の暮らしがずたずたに破壊されながらも、何
何の変哲もない田舎道の風景? iRyota25 2016.12.20 3 2,067 0 いえいえこの世にありふれた場所なんてないのです。 南相馬市原町区大甕(おおみか)。ここは長い間ゲートがあった町。震災の翌年冬の写真には、通行規制のゲートと、詰めている機動隊員の姿が写っている。歩道のガードレールや路面など、周囲の状況は少し変わっているものの
南相馬「かしまの一本松」 iRyota25 2017.01.31 3 2,827 0 福島県南相馬市鹿島区の海岸近くに一本の松が立っている。高さおよそ25メートル、根の周り約2メートルの大きな松の木だ。震災を生き延びたこの松は、地元では「奇跡の一本松」と呼ばれている。 震災前、この海岸には数万本の松並木が広がっていたそうだ。「福島に津波はやっ
「復興が進んでいると言いたくても言えない」国道6号線の風景(2016年11月) iRyota25 2016.12.23 3 7,062 0 道は必ずどこかにつながっている。どこかに続いているからこそ道だともいえる。どこかとどこかを結ぶ道は別の道ともつながっているから、大げさな言い方をすれば、道をたどっていけば日本中どこへでも行けるということになる。海路や空路も考慮に入れれば、世界中が道でつなが
イオン広野店に行ってみた iRyota25 2016.12.07 3 3,891 0 今年3月、福島県の広野町にイオン広野店が開店した。いわき市に暮らす友人たちの間でも、オープン前から話題になっていた。 Jヴィレッジがあることで知られる広野町は、福島第一原発事故で町全域が緊急時避難準備区域に指定され町全体が避難した。避難指示は事故翌年の4月1日
放射能に負けないコメ作り 第6回 iRyota25 2012.12.15 3 3,521 0 東京電力福島第一原子力発電所から直線距離で30kmを少し越えるいわき市北東部。久之浜や大久、四倉といった歴史ある集落には、原発事故の直後からコメ作りの再生に取り組んできた人たちがいる。距離が近いにも関わらず、いわき市北東部の空間線量は比較的低い。しかし農地にホ
大きな勿来火力発電所と小さなわたし iRyota25 2017.02.18 3 3,105 0 渋滞しがちな国道6号線バイパスを、小浜漁港入口の交差点で南東方向に向かう。ファッションホテルや資材置き場があったり、途中で舗装道路がでこぼこ道になったり、本当に海の方へ出られるのかと不安に思いながらも、県道239号線を走っていくと、小さな集落の先の下り坂の向こ
2016年のクリスマスに寄せて iRyota25 2016.12.26 3 1,355 0 ごく内輪で開いたクリスマス会に、こんな一品が登場した。 赤や緑のクリスマスカラーが映えるこの料理は柿なます。岩手県産の赤かぶに宮城県産の雪菜の緑、そして柿酢の柿は福島県産。 ぱっと見た目はクリスマスらしい色鮮やかな料理に見えるが、実は地元の食材を使った普段な
「どこがどう変わった?」2016年末の富岡町 iRyota25 2016.12.23 2 4,586 0 北から南まで、事故原発のすぐ近くを通って通り抜けできるようになった国道6号線。南相馬方面から南下していわき市に向かう途中、帰還困難区域を抜けた先の富岡町南部を歩いた。 歩道橋に括り付けられた「富岡は負けん!」という横断幕は、これまで何度も付け替えられて来たも
人が帰ってきた富岡町 iRyota25 2016.12.07 2 1,326 0 福島県の富岡町、国道6号線のそばで、親子連れの姿を目にした。驚くようなことではないかもしれないが驚いた。 赤ちゃんを背負い、小さな女の子の手を引いて歩く男性。女の子は、パパと思しきその男性の周りを楽しそうに、飛び跳ねるようにして歩いていた。 いまから3年ほど前
震災後いつものことになった渋滞 iRyota25 2016.12.07 2 1,866 0 海岸沿いに連なる赤いランプ 午前6時、福島県いわき市四倉の国道6号線。6号線は東京から福島県沿岸部を経て宮城県仙台市に至る一級国道だ。とはいえその中間付近、福島県浜通エリアはかつて、どちらかというと交通量も少なめでのどかな道路だったらしいのだが。 東日本大震災