いきなりびっくり。大船渡の新しいまちづくり iRyota25 2016.11.15 5 2,342 0 最近、東京方面からやってきた人たちから「なんだか大船渡は急に変わったね」という言葉をよく聞く。新しい駅舎と美しい商店街ができた女川や、復興工事を短縮化させるとして導入された巨大なベルトコンベアが撤去された陸前高田に比べると、たしかに大船渡の復興工事は『遅々
【東北の風の道】「おかえり」を言いたい(第3号) iRyota25 2016.07.31 5 5,484 0 夏休み、遠い町に行った友達が帰省してくる季節。日本中の田舎町で「おかえり」の声が交わされる季節。 「おかえりなさい」「元気だった?」 第3回となる東北の風の道、そんな言葉がたくさん聞かれる場面をお伝えします。 おかえりポストくん 直線距離でも2400km。しかし実際
大切なことは、「一生懸命がんばる」こと akaheru 2017.09.29 5 2,486 0 2017年9月23日に石巻市で開催された「復興の森づくり植樹祭」に参加してまいりました。 当日は500名以上の方と協力をして苗木を植樹です。我々のグループは静岡県、神奈川県から参加させていただきましたが、隣で作業をされていた方たちも東京、埼玉から来られたようで、県
大船渡【岩手県大船渡市】 hometown_of 2017.05.30 5 1,948 0 アメリカまで海続きの太平洋から、日本列島に深く切れ込んだ湾の奥に大船渡のまちはあります。水深があって奥行きもあるリアス式海岸のこの地は、大昔から良港としてにぎわってきました。 大船渡は海の幸が育んできたまちです。さらにリアス式海岸を生み出した古い地層からは
【復興支援ツアー2018】東北・みやぎ復興マラソン2018体験記 METALLICA 2018.10.22 5 2,305 0 2018年10月14日「東北・みやぎ復興マラソン2018」に参加してきました! 東日本大震災から7年が経過し、日々のニュースで現地の状況を見聞きする機会は極端に少なくなってきています。復興の"いま"を大好きな"走る"ことで体感・応援できるとあれば、行くしかないですね。実は人
4枚の「クマ注意」 iRyota25 2016.08.04 5 3,092 0 震災以降、継続して活動を続けているトヨタグループのボランティアに参加させてもらった時のこと。その日の活動は蕎麦の種まき。種まき自体は子どもたちと一緒にあっという間に完了したのだが、その後、シカの害を防ぐための電線を張る作業がなかなかどうして大変だった。 ク
人の都合と自然の都合 iRyota25 2017.02.06 5 1,835 0 猫くんがぶーたれた顔して座っているのは線路の敷地内。 振り返ると、線路の反対側にはキジの姿があった。シャッター音に気づいてバサバサと近くの山に飛び去っていってしまったが。 キジを狙っていたところに、とんだ珍客(つまりわたし)が間に割り込んできたので、猫くん、
被災地での自殺。ある日の新聞から iRyota25 2016.09.24 5 2,358 0 ある日、地方紙の地域面にこんな記事が掲載されていた。 陸前高田消防署が駆けつけた時には意識がなく即死状態で、飛び降り自殺した可能性がある。 震災の年、家も家族も職場も生活の場も失った人たちは、小学校や中学校などの体育館などに設置された避難所で、夏過ぎまでの長
「陸前高田ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御膳」に込められた誇りとこだわり yumenoshippo01 2016.07.29 5 4,007 1 奇跡の一本松に並ぶ、観光資源を「食」の分野で!そんな思いに駆られた4人の「食の職人」によって仕上げられた「陸前高田ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御膳」(略称ホタワカ御膳)。広田湾産ホタテとワカメ、震災後の陸前高田で育まれたブレンド米「たかたのゆめ」。陸前
避難ルートを実際に歩いてみました。~西伊豆・土肥海水浴場編~ pamapama 2019.08.26 5 3,759 8 この夏の海水浴は、伊豆半島の西側、伊豆市土肥(とい・旧土肥町)へ行ってきました。 伊豆には数多くの海水浴場があるものの、身体が年々大きくなり多動性も強くなっている自閉っ子と親子3人での海水浴は超重労働。荷物も結構ありますから、駐車場から砂浜まで離れていたり高
大島行きフェリーから見た気仙沼港 iRyota25 2016.09.21 5 1,969 0 汽笛を鳴らして船が出る。静かに埠頭を離れたフェリーはホテルや観光施設に並行して大島へ向かう。初秋の日差しがまぶしい。係留されている船が白く輝く。 出航してからしばらくは、気仙沼のみなとまつりで海上のねぶたとも言うべき「海上うんずら」が運行するのと同じような
津波警報発令、多賀城市高崎町の状況 iRyota25 2016.11.22 5 2,176 0 6時前の地震で一時的に退避している多賀城市の高台、高崎町の状況。 8時前には小中高校生が普段と変わらぬ様子で投稿していく姿が見られた。多賀城市が避難勧告を出したのは、子どもたちが登校した後。仙台港で80センチの津波が観測された直後、宮城県の津波注意報が津波警報
【東北の風の道】戦災と震災(第4号) iRyota25 2016.08.06 5 5,364 2 夏祭りの準備が進められる大船渡市。東北では8月7日の月遅れの七夕を中心に、各地でお祭りが行われるが、今年は日曜日にあたるため、祭りの日程がこの土日に集中している。大船渡市盛の市街にあるショッピングセンター「サンリア」のホールにも七夕の笹飾りが登場。夏祭りに向
【遺構と記憶】津波に立ち向かい、未来を見つめる龍の松 iRyota25 2016.06.23 5 2,754 0 その松は今日も岩井崎に立っている。 からだをよじ曲げるようにして、しかしすっくと頭を上げて海に向かって立っている。ここは気仙沼市階上(はしかみ)の岩井崎。太平洋に突き出した芝と松林が美しい景勝地として震災前から知られてきた。とくに岬の先端にある潮吹岩は有名
大船渡は三陸鉄道が走る町 hometown_of 2017.05.30 5 2,788 0 大船渡市の盛駅は2013年に朝ドラのモチーフになった三陸鉄道の南の起点。この駅から釜石までを三陸鉄道南リアス線がつないでいる。 三陸鉄道は岩手県沿岸部の人たちの熱望によってつくられた第三セクターの鉄道線路。国鉄の赤字問題と開業時期とが重なったため、沿岸部の鉄道
ヘルメット着用のビーチ「よみがえれ白砂青松」 iRyota25 2016.08.06 5 2,489 0 青い海と白い砂浜が陸前高田に戻ってきた。 「なつかしいわ〜」 寄せてくる波と戯れるように浜辺を行き来しながら写真の女性はつぶやいた。 「サンダルで来ればよかったわ」 8月6日午前、陸前高田の防潮堤工事現場で開催された住民のための見学会での一こま。 ヘルメット着用
12年 私たちにできること saburouta 2023.03.13 5 7,476 0 東日本大震災で犠牲になられたすべてのかたに哀悼の意を捧げます。 また、被災されたすべてのかたに心からお見舞い申し上げます。 あれから12年、私にはあっという間でしたが 大切なひとを失ったかたや、被災されたかたにとっては、それこそたいへんな12年だったと思います。
6年を経て、ようやく動き始めた町 hometown_of 2017.03.30 5 1,573 0 ほんの数カ月の間に町の姿は一変する。とくに被災地では。 いわき市久之浜を訪れたのはほぼ3カ月ぶりなのに、まるで別世界に思えるほど景色は変わっていた。旧浜街道沿いにお店や民家が建ち並んでいたのは、震災前の景色として見せてもらった写真の中にある記憶。実体験をとお
ことしも福島から新米が届きました♪ pamapama 2019.11.18 5 2,584 8 2019年10月、ことしも福島・郡山のおばちゃんから新米が届きました! 昨年のいまごろご紹介した下の記事 福島から新米が届きました♪ by pamapama にもあるように、福島県産のお米は世界にも例のない「全量全袋検査」を実施しています。 30kg入りの袋にして例年1,000万袋にもな
3.11 8年目 hiropppe 2019.03.12 4 1,455 0 震災から8年、犠牲となられた方々に対して深く哀悼の意を表します。 気がつくとまた1年。。。 後悔のないように、東北・防災について考えていきたいと思います。
だって孫っこが… hometown_of 2017.04.11 4 1,132 0 最近では震災当時の話を聞くことは少なくなった。何度も繰り返し同じ話をしてきたから、当時の話をしたからといってどうにもならないから、あまり思い出したくないから…。理由はいくつもあるだろう。震災後しばらくは、わたしのように外から来た人に震災の話をしてくれる人が
震災遺構を考える baikinman 2021.03.10 4 998 0 東日本大震災から10年が経とうとしています。 震災遺構を残すか撤去するかについて、考えたことを絵に表現しました。 今回は完成までの過程を書きます。 下書き まずは鉛筆で下書き。 左は撤去された遺構で、右は保存された遺構です。 天秤の上で2つは水平です。 ペン画 鉛筆
放射能に負けないコメ作り 第5回 iRyota25 2012.12.14 4 2,654 0 福島県いわき市北東部。福島第一原子力発電所から直線距離で30kmを少し越えるこの地域には、原発事故の直後からコメ作りの再生に取り組んできた人たちがいる。距離が近いにも関わらず空間線量は比較的低い。しかし農地にホットスポットがあるのは事実。原発事故の実害と風評被
国道45号線のえびす様 iRyota25 2017.02.13 4 1,686 0 なんとえびす様に出会ってしまった。 えびす様が鎮座されているのは国道45号線の沿線。ほぼ直線の道路が少しカーブした先に赤いガソリンスタンドの看板が見えるくらいだから、ここは引きちぎられた道路案内表示のポールから東に1kmちょい走った場所。 そしてこの場所は、コン