わたし、誤字で帰ります(9)

小ネタばかりですが数が貯まったのでご紹介します。まずはこちら。

たまに見かけるパターン

〜で検索すると答えが出てきます。まあ今となっては一番上に半分見える「渡部」という字の方が「エラー感」が強いですね。

次はシンプルに「最後の1文字だけの誤字」ですが「なんでそうなったか」の謎はけっこう深い気がします。

り。

「映り込んでいた李(り)」。「すもも」という字です。伝説のスター、ブルース・リー(李小龍)が映り込んでいたわけではありません。

さて次もシンプルです。

急にカジュアル

最後のところで記事を書かれたのがあの江川紹子さんだとわかると、「急にカジュアル」なこの文章の味わいが深まりますね。

次は誤字ではないのですが「NAVER」まとめを読んでいて次のページを見ようと

< 2/3 >

の右の「>」をタップしたところ

なぜ?

このようにドラムロールが出てきたという話です(ていうか選択肢3つでは「ロール」状にさえならない)。めんどくさいなあと思って。

次は、この夏休みに閉鎖されておらず遊べる海はないかなと探していた時に見つけた誤字です。

西伊豆はとてものどかですよ

干潮時に道が現れ、島まで歩いていくことができる現象…そう、正しくは「トンボロ」です。

昭和の方には野口五郎による「刑事ゴロンボ」もおなじみですね。

ちなみに日本三大トンボロは北海道の函館、和歌山県の串本町、鹿児島県の甑(こしき)島だそうです。

お次はちょっと前にひと悶着あってニュースにもなっていた件です。

支援金額1万円を返金する旨をお詫びとして掲載したのですが「足繁(あししげ)く」と書くべきところを「足蹴(あしげ)良く」と謎の間違え方をしたことによってお客様を足蹴にしてしまった感が出てしまい、その後

このように訂正したというものです。

「足蹴にする」で思い出すのが、熱海にある「貫一お宮の像」(小説のワンシーンを再現したもので、貫一がお宮を足蹴にしている)を見た外国人観光客が

「なぜこの男はこんなひどいことをしているんだ?!!?」的に怒った顔をしていたことです。

キャッチコピーとは

最後にご紹介するのはネットではなく誤字でもありません。

広島旅行をした友達に「レモスコ」という調味料をいただきました。

こちらの公式サイトに紹介されているとおり、瀬戸内産レモンの育ちの良い酸味と青唐辛子のさわやかな辛みが特徴。我が家では鶏のから揚げとかオイル系パスタなどの「味変」に良く使っています。

ほか、公式サイトで紹介されているおいしさのヒミツをぎゅっと凝縮したキャッチコピーなどを駆使してバンバン売れて欲しいところですが、ラベルにはこう書かれています。

「いつもの料理がすっぱ辛く!」

そりゃそうなんだけどさ。魅力を一切プッシュしてこないなんて控え目すぎますねレモスコ。でもお世辞ぬきでおいしい調味料ですよ。