【今週の一冊】自分はバカかもしれないと思ったときに読む本_竹内 薫

バカは作られる

周りの身近な人間が自分のことを『バカ』だと思っていると、本人も自分の力を完全に信じることが出来ない。

勉強をして模擬試験などで客観的な数字が好成績でも、本人が周囲の発想に同調してまぐれだと思ってしまう。

そのぐらいに、周囲の圧力は強力だそうです。

自己イメージは周囲の殻のイメージに連動するので、両方が馬鹿だと思うと挑戦する発想になれないということでした。

バカな子がいるのではなく、バカが作られるという言葉は衝撃的でした。

人を固定観念で見てしまうと、それに影響されてしまう。

ということは、子どもへの声掛けというのは安易に「バカ」などと決めつけて言ってはいけないのだと感じました。