感覚を微細に表現できる!
普段何気なく使っているオノマトは、語彙が少ない私にとっては便利な言語でした。
しかし、この本を読むと、語彙が少ないからオノマトペを使うのではなく、感覚を微細に表現できる言語がオノマトペなのだということが分かります。
形容詞による共感覚比喩(たとえば「うるさい手触り」)と、オノマトペによる共感覚比喩(たとえば「じゃりじゃりした手触り」)では、オノマトペを用いたほうが具体的なものが想像されやすかったそうです。
そのほかにも実験によって形容詞よりもオノマトペのほうが微細な違いを表現できるというのは面白いと思いました。