保育園の避難訓練について今年も長男(5歳)に聞いてみました

今年も顔出しNGなのね・・・。おきにいりのねこちゃんで隠してます。

9月1日は防災の日。

先日、我が子二人が通う保育園でも避難訓練が行われました。

昨年、長男に訓練に関するインタビューを行ったのですが、今年も聞いてみました。

長男へのインタビュー

(私)今年も避難訓練があったんだね?災害の想定は地震?火事?

(長男)りょうほう。

(私)去年と同じだ。

(長男)そう。まずはつくえのしたにかくれて、じしんがおさまったらみんなでにげた。ただ、すごいあめがふっていたから、そとにはにげずにみんな(保育園内の)ホールにあつまったよ。

(私)今回もヘルメットをかぶって、タオルを口に当てて避難?

(長男)そう。だけど、にゅうじクラス(0~3歳児クラス)はやわらかいふとんをかぶってひなんしてた。(たぶん防災頭巾)

(私)教室から避難するときの列は背の順とかで並ぶの?

(長男)そんなことしないよー!じゅんばんはきまってない。だって、ならびなおしていたら、にげるのにじかんがかかっちゃうじゃん。
※なにを言ってんだ、うちのパパは・・・。といった感じで呆れられました。

(私)ホールに集まった後はどうしたの?

(長男)じしんのかみしばいをみて、ことばをおぼえた。

(私)言葉?

(長男)「おかしもな」と「おはしも」。

(私)そりゃなんだい?

(長男)
「おかしもな」
お おさない
か かけない
し しゃべらない
も もどらない
な なかない

「おはしも」
お おさない
は はしらない
し しゃべらない
も もどらない

なんだよ。

(私)おお、すごい!すらすら言えるね。完璧じゃん。

(長男)ふふーん♪

(私)あとは何かしたの?

(長男)きゅうしょくでひじょうしょくをたべたよ。わかめごはんとちきんらいす。おゆをいれるだけでできるやつ。

(私)美味しかった?

(長男)おいしかった。ちきんらいすはおかわりしちゃった。(11時)はんまでにたべればおかわりしていいよっていわれて、ながいはりが5のときにはまだけっこうのこってたんだけど、そのあとがんばってたべたから、うんたらかんたら。
(間一髪のところで間に合ってなんとかおかわりにありつけた、という武勇伝をしばらく聞かされました)

避難訓練を通じて気が付いたことは?

次は「なにか気になったことはある?」と聞いてみました。

(長男)わかめごはんとちきんらいすはスプーンでたべたんだけど、ほんとうはおにぎりのほうがいいよね。

(私)なんで?

(長男)だって、ひじょうしょくをたべるときにスプーンがなかったら、たべられないじゃん。でもおにぎりだったらかんたんにたべられるよ。

(私)確かに!それはいい意見だよ。他に気になったことある?

(長男)ひよこくみ(0歳児クラス)の部屋にはおおきなたんすをおいたらいいよ。

(私)これまたなんで?

(長男)じしんがくると、まどがらすがわれちゃったりするじゃん。そのとき、おおきなたんすがあれば、ひよこくみのおともだちをみんなひきだしにいれちゃえば、けがしないよ。

(私)ざ、斬新なアイデアだね・・・!

昨年よりも成長しているかな・・・!

訓練で気になったことを聞いて、去年よりも成長していると感じました。訓練を通じて覚えなければいけないことはたくさんあると思いますが、それと同時にどうしてこの訓練が必要なのか、また各決め事はなぜそのように決まっているのかを自分の頭でも考えて納得させることがすごく大切だと思います。

そういった意味では、長男の口から「もっとこうしたほうがいい」という意見があったのはうれしい驚きでありました。

今大人たちが決めているこれらの決め事が果たしてベストなのかどうかははっきり言って分かりません。子供が考えて出した答えがあまりにも斬新で大人に受け入れられなくても、実はものすごい優れたアイデアである可能性もあります。

今後も訓練で感じたことをヒアリングしていきたいと思います。

※なお、食いしん坊の娘は非常食のわかめごはんがおいしかったという回答があったのみでした・・・。