確定申告が始まりました。わが家はかぜ薬やアレルギー性鼻炎の薬、頭痛薬などのいわゆる「スイッチOTC医薬品」を買うことが非常に多いので、「セルフメディケーション税制」の適用を受けることができそうです。だから2017年に購入した時のレシートはすべて保管してあります。
まずは源泉徴収票
確定申告書は、国税庁のHP内にある「確定申告書作成コーナー」で誰でも簡単に作ることができます。必要な数字を入力すれば計算もしてくれますよ。
わたしのようなサラリーマンは年末調整でいったん所得税の精算は済んでいるので、基本的な情報は年末にもらう「源泉徴収票」を見ながら入力します。
そして薬代の入力へ
次はボタンを押して医療費控除を受けるためのコーナーへ行きます。昨年1年間の病院代や処方薬代などで控除を受ける人(従来の医療費控除)と、新しく始まったセルフメディケーション税制による医療費控除のどちらかを選びます。
健康増進に取り組んでいます。の証明
実はセルフメディケーション税制は誰でも受けられるものではありません。「自分の健康増進や病気の予防に取り組んでいる人」であることが条件で、それを証明する必要があります。
明細書を作るか。ひとつひとつ入力するか。
ここまで来たら、いよいよ2017年に購入したセルフメディケーション税制対象薬の名前や薬局の名前を入力する工程に入ります。
どうやらその工程は「このページ上でひとつひとつ入力する」か「別に明細書を作って、合計金額だけを入力する」の二つから選択できるようです。これは従来の医療費控除でも同じです。
明細書を作るのもここでひとつひとつ入力するのもあまり手間は変わらないと思うので、わたしはこの画面でひとつひとつ入力することにします。
しかし、ここでひとつ問題があります。わが家のMacBook Airには「テンキーがない」のです。
これから20も30も数字を入力しないといけないのに、キーボードの上の方にある数字キーを使うなんて最悪。せっかく健康増進に取り組んでいても、このストレスでヤケ酒に走ってしまうのは確実です。
あらステキ。電卓がそのままテンキーに
でも大丈夫。
10年以上前のフリーランス時代に自分で確定申告をしていので「USBでPCにつなぐとテンキーとして使える電卓」を買ったんですよ。それを使えば楽ちんです。
ということでキャビネットや昔使っていたバッグを片っ端からひっくり返してみましたが、ない。ないのです!
困った…テンキーがないと確定申告する気がしないや…
ということで、テンキーとしても使える電卓を新しく買いました。デザインもわりとスッキリしていますし、何たって今やワイヤレスですよ!
何かが違う
実際に使ってみると、電卓の重さやキーのタッチ感にうるさいわたし(フリーランスになる前には毎日電卓をたたく仕事を10年以上していたため)、にとっては本体もキーも軽すぎていまひとつ。Make it possible? with Canon?(個人の感想です)
さらに重大なことに気づきました。実際に確定申告の作業にはまだ入っていませんが、今回の申告で還付される金額って、今回買ったこの電卓の金額より少ないんじゃないだろうか…。