わたしは年間で180万円以上クレジットカード払いを利用しています。その理由は「ポイントがつくから」です。
一括払いなら手数料はかからない
クレジットカードによる買い物などの支払いは、1回払いで利用していれば手数料や利息はかかりません。
あまりよく知られていませんが、実はほとんどのカードで選択できる2回払いやボーナス1回払いも手数料はかかりません（カードによっては例外あり）。
でも「ポイント」はもらえます。だから年会費無料のカードを1回払いで利用していればお得なことばかりです。
なぜ手数料なしでいいの？
「手数料なしでクレジットカード会社はどうやってもうけるの？」という疑問がわくのは当然だと思います。でも大丈夫。クレジットカード会社はキャッシングや分割払いでカード利用者が支払う手数料のほかに、お店からも手数料をもらっているのです。
「じゃあお店は客からその分お金を取らないと損じゃん」という疑問も出てきます。でもこれ、クレジットカード会社とお店との間で「現金払いの場合とクレジットカード払いの場合を違う価格にしてはいけない」という取り決めがなされています。
お店は「手持ちのないお客さんでも買い物してくれる」というメリットに対して手数料を払っているわけです。ですから私たちが手数料を払うことはありません（もし「カード払いは手数料をいただきます」というお店があったらそれは規約違反です）。
口座振替の支払いもカード経由にチェンジ
たくさん利用するほどポイントも貯まるわけですが、お金もないのにカードショッピングしていては意味がありません。でもそんなことをしなくてもカード利用の機会を増やす簡単な方法があります。それは「公共料金などをクレジットカード払いにすること」です。
電気代、ガス代、携帯電話代、プロバイダ料金などを口座振替で支払っている人は多いと思います。しかしこれらもクレジットカード払いにすることができます。
各事業者のサイトなどで簡単に手続きができますし、クレジットカード払いに変更したからと言って金額は変わりません（電気代などは口座振替割引をしているケースもありますが）。カード経由になっただけで銀行から引き落とされること自体は同じ。むしろ引き落とし日が一本化されるので予定はしやすいです。
仮に上記のような支払いが月に5万円あったとしたら1年間で60万円。ほかに夏休みや年末年始の旅行代、家電の買い替え、ガソリン代、最近では家賃もクレジットカード対応が進んでいますから、年間100万円なんて簡単に届く数字なのです。
貯めたポイントを一気に交換する快感
一般的なクレジットカードの還元率はだいたい0.5％ぐらいです。還元率0.5％というのは「1万円利用したら50円分のポイントがつく」ということなのですが、最近では還元率1％を超えるカードもザラにあります。
さらに特約店・提携店での利用ならポイント2倍や3倍なんていうのもザラ。カード会社が運営するオンラインモール経由なら20倍なんて言うことも！
年間180万円以上利用する筆者の場合、黙っていても1年間に18,000円分以上のポイントをもらっています。
ポイントには有効期限が設けられていることが多いですが、筆者の場合は何年か繰り越して貯めに貯めまくり、「ここだー！」というタイミングで一気に交換します。
前回は交換対象商品の中に欲しいものがなかったので全額商品券に交換しました。「束」でドーンと届きました。その商品券が使えるお店や施設を調べて家族で豪遊しました。楽しかったし美味しかったです！
豪遊といえば寿司です。
電子マネーやETCカードでもポイント
普及が進んでいる電子マネーでもチャージのいらない「ポストペイ」型の電子マネーは「使った分が指定したクレジットカード払いになる」ものがほとんど。
高速道路をスイスイ通過できるETCカードも利用分は指定したクレジットカード経由で支払われます。
つまり電子マネーでもETCでもポイントが貯まるっていうことですね。
クレジットカードは家に置いたままでもいい
「クレジットカードは使いすぎが怖い」という方もまだまだ多いですが、普段の生活に使っているものをクレジットカード払いにするだけで相当ポイントが貯まるのです。
上で紹介した「口座振替分のクレカ切り替え」や「電子マネー・ETC」だったらクレジットカードは「家に置いたまま」でもポイントは貯まっていきます。つまり「カードを使いすぎる心配はない」ということです。
無駄遣いをすることなく、クレジットカードでどんどん得しちゃいましょう。