じゃじゃーん♪
カマキリってカブトやクワガタとはまた違った魅力がありませんか？ 何しろとにかくファイターなところが堪りません。
片方のカマをくっと持ち上げて、今にも襲いかかろうとしてる感じ。とはいえもう10月も末。カマキリのお腹も膨らむ晩秋です。顔つきもずいぶん厳しくなってます。（レディーに対してゴメンナサイ）
だけど7月にはこんなに小さくて可憐だったんですよね。獰猛さは三つ子の魂…みたいだけどね。
発見・今日の一枚「ちいさな蟷螂の斧」
カマキリのお腹が膨らむと、そろそろ11月。秋が深まってきたなあと思います。もうすぐ冬の到来です。
雪国ではこの季節、カマキリの卵の位置で冬の積雪の深さを占うそうです。そのシーズンで一番たくさん雪が積もる深さより、高い場所に卵を生むからだという話です。カマキリって喧嘩っ早いファイターであるだけじゃくて、気象予報士なみの頭のいい生き物でもあるのです。
ほとんど雪が積もることのない、たとえば伊豆半島ではカマキリは何を基準に卵を産む場所を決めているんでしょうね。
彼女に再会することがあったら聞いてみたいと思います。どこに産むの？ ということと今年の雪の深さについて。