みんなでつくろう! いのちを守る森の防潮堤
今年で3回目となる「千年希望の丘」
津波で大きな被害を受けた岩沼市の海岸部(仙台空港のすぐ近くです)に丘を築き、元々地元に生えていた植物を植える。植物生態学者・宮脇昭先生の指導による、千年の森づくりが今年も開催されます♪
その告知映像としてYouTubeにアップされた動画が素敵なんです。宮脇先生の植樹理論は、その土地に元々生えていた樹木を選び、密植するというもの。普通の植樹では苗木をある程度の間隔で植えることが多いですが、びっしりと密植することで、植物同士が競争して、強い木が生き残るという自然本来の環境を再現できるのだそうです。震災後はとくに被災した沿岸部で、巨大なコンクリート構造物ではない、千年の未来につながる緑の防潮堤としても注目されています。しかし、植樹してから数年は写真のような状態です。植えてすぐに枯れてしまう木も目立ちます。遠くから見るとまるで禿山。千年の森というイメージからはほど遠い、ちょっと残念な感じです。
ところが、告知映像ではぐんぐん育って緑の森に成長した千年の丘の姿が表現されています。まさにこれこそ目指すところといった映像ですのでぜひ♪
(映像の前後には岩沼市の菊地市長や宮脇先生も登場します)
https://youtube.com/devicesupport
宮城県岩沼市第3回「千年希望の丘」植樹祭2015告知映像(1080p HD)
第1回「千年希望の丘」植樹祭2013で植樹をしたのは4,500人だったそうです。
第2回「千年希望の丘」植樹祭2014で参加者は7,000人以上。
そして今年は? たぶん、もっともっと! 鈴木京香さんも参加されるそうですよ。
もしお時間があれば、ぜひ現場で一緒に土を掘ったり木を植えていただきたい。
引用元:宮脇昭先生の言葉
第3回 千年希望の丘植樹祭 2015
~千年先へ いのちを守る森を届けよう~
日 時:平成27年5月30日(土) AM10時00分~(受付開始はAM9時00分)
会 場:宮城県岩沼市押分字須加原(二野倉地区)
※駐車場はありますが混雑が予測されます。乗り合い等のご協力をお願いします。
※岩沼市がシャトルバスを運行します。詳しくは岩沼市ホームページにてご確認下さい。
募集人数:4,000人 参加無料
持ち物等:作業に適した服装とリュックサック、長靴、軍手、タオル、帽子、飲み物、移植ゴテ(ハンドスコップ)、雨具(雨天決行、荒天中止)など
スケジュール:
9時00分 受付開始
10時00分 開式
11時00分 植樹開始
13時00分 植樹祭閉会
13時00分~14時00分 イベント
主 催:岩沼市
共 催:公益財団法人 瓦礫を活かす森の長城プロジェクト、一般社団法人 森の防潮堤協会