奈良県で有名な性をテーマにするお祭り
奈良県高市郡明日香村にある飛鳥坐神社では、毎年2月の第一日曜日に『おんだ祭』と呼ばれる夫婦和合を模した儀式が行われることで有名である。祭りのクライマックスを飾るのは天狗とお多福によるベッドシーンで締めくくるというのだから驚きです!舞台上ではあからさまな性描写が出てくるので子供を持つ家族には要注意・・・いや、これを機会に地域の子供たちの性教育のきっかけになることを祈ります。
祭りでにぎわう飛鳥坐神社は、たこ焼き屋さんやわたがし屋さんなどの出店が並び、子供たちが金魚すくいなどで遊んでおり、一見するとのどかな普通の祭りのように感じられる。しかし、境内を少し散策してみると男性器や女性器を模したオブジェがあちらこちらに置かれているではないか! テレビなどのメディアでは放送規制されているのか、このような神秘的な置物を見たことがなかったので衝撃を受けました。
更に驚いたのが、天狗のお面を被った男が竹の棒を持ち、見物客のお尻を片っ端から「バシンッバシンッ!」とムチのように思いきり打つこと!公共の場を借りたSMクラブですね。しかも、叩かれた人は怒るどころか一様に喜んでいるのが不思議です。実はこれには「悪魔よけ」の意味あるらしく、尻を叩かれた人は厄が落とされるらしいのです。実際に叩かれた人の体験談によると、これがメチャクチャ痛いらしい。ちなみに女の人には手加減してくれるらしいです。天狗も優しいですね。
クライマックスのベッドシーンが始まる
おんだ祭とは「御田祭」で、豊作を願うお田植えの神事である。壇上では神主たちによる祝詞や玉ぐし奉納の儀式が厳粛に行われる。舞台上には竹の棒で客の尻を叩きまくっていた天狗と翁がいて、田を耕し種もみを植え付ける農耕の儀式の所作を演じて豊作を祈ります。しかし、気がつくと天狗が舞台から滑り落ちたりして怪しい雰囲気に・・・
突如として天狗が懐から竹筒を取り出すと、股間にあてがって竹チンポを激しく上下に振りまくります。神主の鼻先に亀頭を押し当てたり、観客の前に突き出して振り回したりやりたい放題!これは『汁かけ』という儀式で、めでたい席で酒を振る舞う陽根をアピールするパフォーマンスだそうです。
客席がひとしきり盛り上がったところで、翁が舞台にゴザを敷きます。どこからともなくお多福のお面を付けた女形が現れていよいよ夫婦円満の儀式が始まります。お多福がゴザに寝かされると天狗が上から乗りかかってきます!お多福は最初はモジモジと恥ずかしがって嫌がりますが、やがて観念して(なぜ観念するのかは不明・・・)天狗の行為を受け入れます。正常位でファックが始まり会場は大盛り上がり!
翁が手前に入って2人の秘め事を隠そうとしますが、最終的には天狗の腰を後ろから押して正常位をサポートし始めます。見ようによっては天狗とお多福を交えた3Pのようにも見えるマニアックな展開に(翁は天狗の尻に竹筒を挿入する)観客は拍手喝采で煽り立てます!この光景を笑顔で見ている子供たち!意味が分かっているのだろうか・・・?
やがて天狗が果て、夫婦の契りは完結します。しかし、ここから祭りは最大ピークを迎えます。天狗と翁はお多福の股間をちり紙で吹き始めます。そして丸めたちり紙を観客向かって投げつけるのです!なんという暴挙・・・!と思いきや、これも立派な儀式の一つ。実はこの紙は「拭くの紙=福の神」という縁起もので観客は我先にとちり紙を奪い合っているのです!最終的にはお多福までもが自らの股間にちり紙をあてがって観客に投げ回るというまさかの展開・・・痴女ですよ!痴女!
こうして日本で最も有名な由緒正しき性の祭りはフィナーレを迎えるのであった。
完