傷口は消毒してはいけない!?

皆さん怪我をすると消毒しますよね。消毒をしてばい菌を殺しますよね。

実はそれってよくなかったらしいんです。消毒した時に「しみる~」ってキューッっていたくなった経験がある方ほとんどの方だと思います。そのキューってきたときに、なんと傷口が深くなっているそうなんです。

消毒薬の破壊のターゲットは「たんぱく質」なんだそうで、人間の細胞膜であるたんぱく質を破壊してしまうんだそうです。また、傷口を乾燥させるのもいけないそうです。

そもそもかさぶたは傷口を乾燥させて死んだ細胞なんだそうで、中にばい菌を閉じ込めて上から蓋をしているのだそうです。そういえばかさぶたをとると膿がでてきたって経験ありますよね。

なのでかさぶたをつくってはいけないのだそうです。ではどうすればよいのでしょうか?

自然に出てくるジュクジュクしている人間の持っている培養液に頼り、その培養液の働きを阻害しないことだそうです。①傷にくっつかない。

②滲出液(細胞成長因子)を外に逃がさない。③ある程度水分吸収能力がある。

なんだそうです。この3つの条件を満たした治療材料が「創傷被覆材」なのだそうです。

傷口を水道水で洗い流した後、これをつけるだけでOKなのだそうです。そういえばこれの使用上の注意に消毒をしないように書いてあったような・・・・・・・。

なるほどですね。