ビルの谷間の暗闇に
映画「スパイダーマン」の新作が好評上映中ですね。
真剣に観たことはないのですが、クモ模様の全身タイツに身を包んだ若者が、糸を自在に繰り出して上を下への大騒ぎ。
最終的にはダンプ松本とブル中野が乱入してきて中山美穂も木村一八も大慌て、きっとそんな話だと思います。
さて、いまから35年ぐらい前に、日本のテレビ番組でもぼくら子供向けにスパイダーマンが放送されていました。ぼくら世代には常識なのですが、若い人たちもやっぱり知っているんでしょうか。
この日本版スパイダーマン、するするとビルの壁面を上り下りする姿は当時を思い出してもカッコいいものでした。悪い奴をやっつけてくれるのもさすが「益虫(?)」の面目躍如。顔つきもシュッとしてます。
山城新子って(笑)
でもこのスパイダーマン、映画とはちょっと違うんです。
専用のクルマを乗り回し、右折左折を繰り返す。
で、確か敵が巨大化するんです。そんなピンチを迎えたとき、われらがスパイダーマンが何をするかというと、
ボタンひとつで自前の巨大ロボットを呼び出して、それを見事に操縦して敵をやっつけます。ひと粒で二度おいしいとはこのこと。それが昭和の日本版スパイダーマン。