【出来事】サークルK、ゆうパックからヤマトへ変更

サークルK、ゆうパックからヤマトへ変更

産経新聞によると、6,184店舗を展開する大手コンビニ・サークルKサンクスが、宅配便の扱いを「ゆうパック」からヤマト運輸の「宅急便」に切り替えることが分かったという。≪サークルK宅配、ヤマトへ変更≫(2012年5月23日)が伝えた。いつ:2012年5月23日

どこで:(不明)だれが:コンビニエンスストア大手サークルKサンクスが、

なにを:店舗での宅配便の扱いを、どんなふうに:これまでの「ゆうパック」(日本郵政グループの郵便事業会社)から「宅急便」(ヤマト運輸)に切り替えることが明らかになった。

記事は伝える。

ゆうパックは郵政民営化後からコンビニへの営業攻勢をかけ、平成17年には、コンビニ取扱店数でヤマトを逆転した。だが、22年7月に日本通運の「ペリカン便」と事業統合した際に大規模遅配が発生し、直後にゆうパックを扱っていたデイリーヤマザキがヤマトに切り替えた。
大規模遅配や法人向け料金の値上げで件数を減らすゆうパックに対し、ヤマトは、集荷回数の多さやコンビニ店舗での荷物受け取りなどのサービスを強みに、利用者を増やしている。
日本郵政グループにとっては、改正郵政民営化法が成立し、今秋の新体制移行に向けて事業拡大を目指す矢先に、出ばなをくじかれた格好だ。

便利で安くて確実なサービスであれば、伝票に記されたマークが何であろうと利用者には関係ないだろう。切り替えはこの夏からになるという。

「白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である」――By Deng Xiaoping