セラクが開発したスマート洗面台なるものが話題を呼んでいる。
「日常で使うシーンが多々ある鏡に、姿見以上の価値を提供したい」そんな企画から生まれたのがスマート洗面台である。
見た目は普通の鏡だが、この洗面台はAndroidを搭載し、
ディスプレイとAndroidを搭載したハーフミラーに近づくと、赤外線センサーが感知して画面に情報が映し出される。
リアルタイムなニュース、電車の運行情報、天気予報を確認できる。
鏡には4つのセンサーが埋め込まれており、各センサーに手をかざして操作する。
例えば、下部のセンサーに触れると使用水量を表示・記録することができる。上部のセンサーではカメラで顔を撮影して記録できる。
床に埋め込まれたBluetooth対応の体重計で測定するヘルスケア機能も備える。
販売価格は400万円~500万円。
公共施設、店舗、空港など、多くの人が集まる場所での利用を想定しており、「鏡、洗面台であることが親しみを湧かせるため、多くの人に注目される表示デバイスとなるだろう」
という見解を示している。
筆者の感想コーナー
しかし・・・これ・・・少しやりすぎなのではないか?と思います。
昨今、生活用品のデジタル化が急速に進んではいますが、まさか、洗面台までデジタル化されるとは思いもしませんでした。
価格が400万円~500万円というのも驚きました。どこにニーズがあるのかな?と・・・
販売にあたり、かなりの開発コストを投じたと思われますが、採算がとれるのかは疑問です。洗面台は頻繁に使うものなので、複雑な作りにすると故障しやすいのではないかと思います。
主に公共施設や店舗などに配置することを想定していることから、
実用面よりも客寄せ的な役割を期待しているのかもしれませんね。