先日、呑み友達とこんな話題になった。
靴下を脱ぐとき、裏返すか、そのまま脱ぐか。
綾瀬はるかが干物女の映画の発表記者会見で、「家で着替えるときはズボンと靴下を一緒にぬぎます」と語ったなんていうネット記事を見たひとりが言いだしたのだ。
「ふつうにオモテが表側になるように脱ぐものだろう」と答えたら、離婚経験のあるもうひとりが言った。
「その、ふつうってのが曲者なんだよ。前のカミサンと一緒になった時、どうして靴下を裏返さないの?と詰め寄られて、何で怒られてるのか分からずにいたら、常識がないのね、ふつう裏返すものでしょ!となじられたことがある」
彼の前の奥様の言い分はこうだ。靴下は一日中履いているものだ。人間の足の裏や足指の周りは汗や皮脂を分泌する。さらに垢も出る。足が臭いのはそのせいだ。つまり靴下は足の汚れを靴に移さないために履くものである。よって、靴下の内側に溜まった汚れを洗濯しやすくするためには、脱ぐときに裏返すのが当り前。
なるほど、言われてみれば、である。彼の前の奥様は、彼の靴下を洗濯する場合、まず重曹を溶かしたお湯に1~2時間漬けておく。そうすることで汚れが落ちやすくなるのだそうだ。しかる後に、十分にすすいでから洗濯機に入れる。
そこに、綾瀬はるかがどうのと言いだしたひとりが口を挟んだ。
「オレの場合、脱ぎながらくるくるっと裏返しになっちゃう時と、そのまま脱ぐ時があったんだが、こないだ表向きに統一するように言われた」
なんでも、彼の子どもが保育園に通園するようになってから、靴下の汚れがハンパじゃなくなったらしい。靴下のまま教室や渡り廊下、犬走りなんかを走り回るばかりか、ハダシは危険だからと、靴下ばきで園庭で遊ばせることもあるらしく洗濯が大変なのだとか。「汚れていたのではきかえさせました」との連絡ノートの書き込みとともに、通園バッグからは真っ黒になった靴下がごろごろっと出てくる。子供が汚した靴下を全部表向きにしてから洗濯機にいれることになった彼の奥さんとしては、少しでも作業工数を減らすために旦那に靴下を表向きに脱ぐように協力要請したというわけ。
この人は靴下を裏返すことがあるだろうか
オモテが表になるように脱ぐか、裏返して脱ぐか。どちらにも理があるように思える。
そこで、読んでくれた皆さんにご協力していただきたいのだ。
あなたの靴下の脱ぎ方教えてください。
下のコメント欄に「表」か「裏」を書き込んでいただければ、後日集計して発表したいと思います。
ちなみに、口にこそしなかったが3人とも気になっていたことがある。それは、ズボンと一緒に靴下を脱いだ時、靴下がどちら向きになるかだ。状況次第で表も裏もありそうだ。ぜひ、綾瀬はるかさんもアンケートにご協力ください。
綾瀬はるかさんの「着替えるときはズボンと靴下を一緒にぬぎます」についてのページ発見