地中のケーブルにご注意
電柱に時々こんな看板が貼ってありますよね。
地下には電話のケーブルがあるため、むやみやたらに掘って傷つけたりしたら大変。怪獣っぽい顔の重機にケーブルを切られてしまい、電話機が泣いています。
別の場所でこんなパターンも見つけました。
より漫画チックですね。ひとつめのパターンが「プッシュ式の電話機」なのに対してこちらはまだダイヤル式。「電話機も地下にいるように見える」という完成度の低さをみても、さきほどのものより古いものなのでしょう。
重機の顔も「黄金バットに出てくる悪役」みたいな感じです。って書いても若い方はわからないでしょうし、少なくとも上の看板は「NTT」になっていますから、黄金バットとはだいぶ時代が違います。そう、昔は「電電公社」という国営企業だったんですよね。
見つけたんです。電電公社時代の看板も。これです。
電電公社のマーク、懐かしいですね。
よく見ると、ひとつめに紹介した看板は、電話機の形以外、この電電公社時代の看板にそっくりです。ということはひとつ目とふたつ目の前後関係はどうなるのでしょう。。。
それはさておき、私がこの看板に心を奪われた理由はこの懐かしの黒電話の悲しげな表情です。アップにしてみましょう
おかっぱ。細目。お下がりの服(知らないけど)。そして立ち上がれぬほどの深い悲しみ。この子を救うために電話番号を聞いておきたいと思いました。