横浜DeNAベイスターズが観客が満足度に応じてチケット代の返還を要求できる「全額返金!?アツいぜ!チケット」の集計を発表。チケットは1枚4000円で1試合につき50枚(合計20万円)が販売され、5試合で計250枚を完売。負ければ全額返金で、勝利と引き分けの場合、返金上限額は半額の2000円というもの。
その結果・・・
1~6日に行われた5試合で3勝1敗1分けと勝ち越したにもかかわらず、返金率は78%にも上りました。1日はDeNAの完封負けで、返金19万3000円(50人)で返金率は9割超え!3-1で勝利した3日の返金は8万3000円(49人)、3-3で引き分けだった4日は8万6500円(48人)と返金率は8割を超えます。12-1と大勝した5日は4万6000円(28人)4-2で3連勝した6日は6万1500円(38人)と、返金を求めるファンは後を絶ちませんでした・・・
この事態について、中畑清監督は「結果はショック。『おまえらのプレーには金払えない』と言われたようなもので屈辱以外の何ものでもない。ひどい負け方をしたならともかく、最高のプレーをして『金返せ!』じゃ選手のモチベーションを下げるだけ。球団も企業努力をしてくれているのはありがたい。でも、この企画に関しては二度とやらないでいただきたい」とのコメント。
下記はネット上の意見を参照。
『試合見たのに金返せなんて信じられない!』『日本人は民度が落ちた・・・』
『阪神がこれをやったら、大阪民の返金率は限りなく10割に近いだろう』『中畑監督、客寄せパンダ作戦失敗の序盤戦』
『ネタとしては見事!マーケティングとしては最低』『横浜にこれ以上プレッシャーを与えるな』
『このチケットを買ってる時点で金払う気なし』『野球っていうのは負けを期待するスポーツなんですか?』
『入場無料でトイレ利用に課金とかどうよ?』『ガチャでチケット販売しないとな。レアチケットなら4000円返金とかで』
『モバのゲームも面白くないんだけど、返金してくれる?』
ネットでは否定的な意見が多いようです。熱いぜチケットで全額返金した人の中には「この後、居酒屋で飲んだ方が満足度が高いんで」と返金受付の係員に打ち明けたところ「なるほど!」と納得されたらしい。