同居人に対しての注文【日常のひとコマ】

家族、配偶者、同棲者、友人など、同居人に対して注文したいことはありませんか。

一つ屋根の下で暮らすのだから、合わないことや気に入らないことがあるのは当然かもしれません。自分の場合、父親と二人で暮らしていますが、注文したいことは多々あります。

◆父に対する注文

一番気になるのが家の掃除。特にキッチンは共同で使うので、汚れたらその都度掃除して欲しいのですが、父が料理をした後のコンロの周りは、油や調味料などが飛び散っています。使用後、何時間も経過しているので、こびりついた汚れを取るのは大変です。

あと、米びつの周辺はいつも米が散乱しており、掃除機で吸い取って綺麗にしても次の日はまた米が散乱しています。食器をつけて置く洗い桶は、いつも水が溜まった状態で、底には米が沈んでいて不衛生です。掃除するように何回かお願いしても駄目でした。悪い癖が習慣化してるのかもしれません。

◆息子に対する注文とは言っても、注文があるのは父も同じです。よく言われるのが「トイレのスリッパを揃えておけ」です。スリッパに関して、自分の感覚では次の人が履ければ良いと思ってるので、多少斜めになっていても気にしないのですが、父はこれが許せないらしく、必ずピシっと正面に揃えないと我慢できないようです。

もう一つ、よく言われるのが「トイレのドアを開けておけ」です。これは空気を換気するためではなく、小便をするのにドアを閉める必要はないという父の考え方によるものです。これは理解できないので僕はドアを閉めて用を足します。

いろいろ注文したいことはありますが、父はゴミを毎日出してくれますし、庭の植物を育ててくれるし、物置のペンキも塗ってくれます。僕は僕でキッチンを掃除したり、風呂やトイレの掃除をします。お互いに譲歩し合いながら生活するのが共同生活なのでしょうか。父は掃除が苦手だろうし、僕は性格がルーズです。知らず知らずのうちに、家事を上手く分担しているのかもしれません。