~ 昨日のお言葉 2012年4月25日 ~
「殺すぞ。うどん食わせろ」
たいへんな事件なんだが、言葉のインパクトがすごい。24日午前1時ごろ、大阪は堺市でのできごと。うどん専門店「どん太郎」で、男が包丁でカウンターを何度も突きながら店員を脅した時の言葉がこれ。
「殺すぞ。うどん食わせろ。酒出せ」事件の幕引きも劇的だった。居合わせた男性客が「まあタバコでも吸えや」とすすめ、男が手を離した瞬間に包丁を払いのけ、他の客数人とともに取り押さえたのだとか。
産経新聞が≪堺うどん店 包丁出し「食わせろ」 たばこに釣られ御用≫(2012年4月24日)で報じた。けが人などがなくて本当によかった。
この事件では、図らずも「うどん」の語感の強さも明らかになった。うどんじゃなくて「そば」だったら?「カレー」だったら?「チーズバーガー」だったら?と考えてみたが、インパクトという点で「殺すぞ。うどん食わせろ」には遠く及ばない。
◇参考記事:殺すぞ、うどん食わせろ(産経新聞 2012年4月24日)