京都嵐山の観光名所 Part.1 野宮神社①

京都の嵐山といえば、春は桜、秋は紅葉の名所。一年中、一面緑に覆われた竹林は海外の旅行客も非常に多いです。

阪急嵐山駅から徒歩10分。

渡月橋を渡り、お土産物屋さんが並ぶ大通りの路地を少し入ればそこは別世界。

               他ではあまり見られないこんな光景が…

野宮神社はこの竹林の中にひっそりとたたずんでいます。

テニスコート1面ほどの小さな敷地ですが、

見所はたくさんあります。

まずは、嵐山一帯を表現したという5畳ほどの緑の苔の庭。とても小さく渡月橋まで再現されています。

また、なでると願いを叶えてくれる亀石は、その評判から、訪れる人が後を絶ちません。

一番の見所としては、入り口にどっしりと構えられた黒い鳥居。クヌギの木を皮をはがずに使う日本最古の様式で建てられた

このような鳥居は他ではなかなか見ることができないんですよ。

せっかくの京都。

たまには人力車での散歩というのもなかなか風情があります。

野宮神社までは5分ほどの道のりですが、嵐山の名所をいろいろと教えてもらえますよ。

次回は、平安時代の恋愛小説『源氏物語』から、この野宮近辺で巻き起こった色恋について書きたいと思います。