日本語入力はここまできた!

日本語入力の快適さは、仕事の能率に直結する。

MS IME、ATOK をはじめ、様々なIMEが世に出ているが、最近人気のIMEと言えば、Google日本語入力ではないか。このGoogle日本語入力から、新たな提案があった。

”キーボード”だ。

Google日本語入力は、語彙の多さ、新しい固有名詞への対応力、強力なサジェスト機能など、使えば癖になる優秀な日本語入力システムだが、なるほど、”キーボード”が使いやすくなければ、その威力は半減ということらしい。目の付けどころが違う。さ・す・が である。

あまり知られていないが、昨年、既にGoogleは『ドラムセット型キーボード』を発表している。

時期はやはり4月初旬だった。個性的で、一部のミュージシャン(自称ミュージシャンを含む)や、カナ打ちを好むユーザーへのウケは上々だったが、結果として、この時は大衆のハートをつかめなかった。

キーは一撃だが、お目当てのキーが見つけられるか。。

Enterキーは独立!

絵文字だってお手のもの!

Googleの分析(敗戦の弁)は、
・キー配列を覚えるのが大変
・キー配列を覚えても、相当なドラムテクニックを持っていないとミスタイプに繋がる
・場所を食うので、多くの会社で(ほぼ間違いなく)導入に稟議を要するということらしいが、筆者が敢えてGoogleの充分な敗因分析に追加させてもらうなら、・華麗に使いこなせば使いこなすほど、周りはうざいと感じる(Enterキーの打音がオフィスに甲高く響き渡る>

見た目は、シンプルさを極めたとは言い難いが、

・キーが1つのみ
・場所を取らない
・静音
・豊富な運用実績(モールス符号は1840年代開発の基幹技術、150年以上の運用実績)

と、二の轍は踏まない、というGoogleの意気込みが感じられる。先端ばかりを追い求めていると思われがちな Google が、”温故知新”、”時代は巡る”、何と表現してよいかわからないが、こんな感覚を持ち合わせていたとは驚きだ。

スマートフォンよりスマートかはさておき、スティーブ・ジョブズが生きていれば間違いなく「出し抜かれたっ!」と舌打ちしただろう。モールス版キーボードは、片手で打てるので、とにかく”ながら”の作業(入力)に強い。

昼食を楽しみながら

コーヒーを飲みながら

ジャグリングをしながら

とまあ、とにかく自在だ。仕事に、プライベートに、このレトロ感が、マンネリ化した日本語入力に間違いなくひと味加えてくれるだろう。

来年、Googleがどんなキーボードを発表するのか、今から楽しみだ。