厳しい寒さが少しずつ和らいできていることを感じる最近。春の陽気に誘われて、静岡県熱海市にある熱海梅園を訪れてきました。

熱海梅園を訪れたのは先日土曜日の2月28日。梅園は熱海市街から熱海峠に続く熱海街道沿いの山腹にあり、敷地は約1万4千坪。広い園内には梅やカエデなどの樹木が数多く植えられています。

前回、同園を訪れたのは紅葉の季節。梅の花は咲いていませんでしたが、梅園を見て回っている際に「梅の花の時期もよさそうだ♪」と楽しみにしていました。

そんなところへ、梅の花が見ごろを迎えているニュースを聞き、行くことにしたのです。さすがに名だたる梅の名所だけあり、見ごたえがありました。

梅園は起伏に富んでいます。写真は園内の高い位置から撮影した写真です。山あいに咲く梅の花は美しいものがあります☆

園内には初川という小川が流れています。川には「梅園五橋」と呼ばれる橋が架かっています。川や橋など、変化に富んだなかに咲いている花は風情が増しますね♪

熱海梅園には、樹齢100年を超す古木を始め59品種、合計472本の梅の木があります。早咲き・中咲き・遅咲きの梅がそれぞれ、272本・104本・96本あり、比較的長い期間に渡って花を楽しむことができます。

園内にある「中山晋平記念館」の2階からの写真です。梅園を見下ろす、比較的高い位置に建てられているので眺めがいいですよ♪

中山晋平は大正から昭和にかけて活躍した作曲家です。代表曲には童謡の「シャボン玉」、「てるてる坊主」、「こがね虫」などがあります。

記念館は中山晋平が晩年を過ごした住居を移築してきたもので、昭和初期のたたずまいを今に伝えています。

白梅や紅梅。また品種が異なった個性あふれる梅の花で園内は華やかです。

熱海梅園では3月8日まで「熱海梅園梅まつり」が開催されています。今週末、春を感じに熱海梅園を訪れてみてはいかがでしょうか♪

Text & Photo：sKenji